June 07, 2003

「アートって何?って何?」と突っ込んでもらう

昔、フジテレビだったかと思うが、ダウンダウン松本人志が作成したテスト(普通のテストではなく、ボケてください的なものだったと思う)を一般参加の素人が受験し、それを松本人志が採点していくような番組があった。一般参加の素人の珍回答に、松本人志の秀逸な「突っ込み」が入り、番組が成立するというようなものだ。だんだん思い出してきたが、、、大量の一般参加者がお台場に集結していたなような気がする。いわゆる、夏休みにありそうな企画だ。
今年の夏、松本人志ではないが、それなりのアーティストに自分の作品に突っ込みを入れてもらえる企画「ARTISTS BY ARTISTS」日本文化デザインフォーラムが開催しようとしている。突っ込んでもらうためには、まずA3ファイルサイズで表現できる「アート」に「説明文」をつけて送付すれば良いのだ。テーマは「What's "what's ART?"?(アートって何?って何?)」と非常に難解そうだが、実は「逆になんでもアリなんじゃないの」的なもの。解釈しだいでは、なんでも応募ができそうである。なので、作品の完成度云々より、むしろその作品の「説明文」のほうが審査の対象となるような雰囲気がある。極論すれば、子供の落書きでも説明文を読ませることができ、その「What's "what's ART?"? のフォロー文」が審査員の琴線に触れることあができれば、審査員であるアーティストを釣れる可能性もあるのだ。HPには、ファイルが「ん!」と思われたら、審査員である4名から電話がかかってきて、話した結果(電話面接?)、出品できるかが決まると書かれてある。この電話で、素人参加者がプロのアーティストから、秀逸な「アートって何?って何?」と突っ込んでくれる(はず)のである。

審査員は下記の通り、

日比野克彦(アーティスト/東京芸術大学助教授)
村上 隆(アーティスト/GEISAIチェアマン)
宮島達男(現代芸術家)
タナカノリユキ(アーティスト/アートディレクター/映像ディレクター)

前段の、松本人志の番組は、彼の突っ込みなくしては成立しなかった番組なのだが、この企画も審査員であるアーティストの突っ込みにかかってくると信じる。どうなることやら。
ちなみに、審査を通過した作品は、六本木ヒルズの森タワー53階(森美術館内?)に展示されることになるのだが、通過しなかったファイルも「陳列」されることになるらしい。
「俺の作品、六本木ヒルズの美術館に出てるからー」と言いたい人は、応募してみたらどうだろう。締め切りは7月3日。

Posted by Hiroshi at June 7, 2003 07:51 AM | TrackBack
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Posted by: Phentermine at April 29, 2004 06:08 AM
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